大和郡山について

「金魚のまち」として有名な大和郡山市は奈良県北部に位置し、面積は42.68平方キロメートルで人口は約9万人のまちです。(人口は年々微妙に減少しています。)市の南部には昭和工業団地、シャープの工場があります。

関西では大和郡山ではなく郡山と呼ばれており、JRや近鉄の駅名も大和郡山ではなく郡山になっています。

近鉄郡山駅やJR郡山駅周辺の市街地は現在でも路地が入り組んでいて、城下町時代の町割りが現在にも見られます。今では慣れた物ですが、私が郡山に引っ越してきた時には、一方通行やら路地が入り組んでるやらで車の運転が大変でした。

そんな郡山は城下町としてだけではなく、神社やお寺なども数多くあります。例えば神社では源九郎稲荷、郡山八幡神社、柳澤神社など。お寺では矢田寺、松尾寺、洞泉寺などがあります。これら以外にも、新木山古墳、羅城門跡、稗田環濠集落など名所・旧跡が数多くあります。本当にたくさんあります。

また、2003年のM-1グランプリで披露された笑い飯の伝説のネタに登場する「奈良県立民族博物館」も大和郡山市にあります。ただし、ネタの中で言われていた縄文人の人形は残念ながらありませんでした。。。

このサイトを作成するにあたり、大和郡山をいろいろと調べると、本当に奥が深くそのひとつひとつに歴史を感じさせられました。正直なところ、元々地元に住んでいる方々にとっては、あまりにも多すぎてそれが日常の当たり前の事なんだろうと思います。

そんな当たり前の様に行われていることなのかも知れませんが、いや、関係者の方々の頑張りがあってこそなんですが、様々なイベントや祭りもけっこう開催されていることもビックリした事のひとつです。

テレビ番組からの参加やニュースでも紹介されるのが2月の記憶力大会や8月の全国金魚すくい選手権大会です。10月には女王卑弥呼コンテストも開催されます。金魚の町だけに金魚すくい大会は納得していたのですが、記憶力大会や女王卑弥呼コンテストはなぜ?とお思いの方も多いのではと思います。
記憶力大会がなぜ開催されているかというと、さすが歴史の街・奈良県(大和郡山)と言う感じで、古代の様々な伝承を記憶し、古事記編さんの中心人物であった稗田阿礼の出身地「大和郡山」ということから大会が行われているようです。
でも、女王卑弥呼コンテストは違うやろと思っていましたが、大阪教育大学名誉教授鳥越憲三郎氏の著書「大いなる邪馬台国」“邪馬台国は、大和郡山市北西部(矢田地区)に所在した"との学説をもとに女王卑弥呼コンテストが開催されています。

こんな説明で大和郡山の魅力をお伝えしきれていないとは思いますが、この魅力溢れる大和郡山の情報を日本全国の方にお届けできればと考えております。

観光で訪れようとお考えの方に少しでもこのサイトが役立って頂けばこれ幸いです。

金魚池の風景
※このなんとも言えない金魚池の風景がいつまでも見れる大和郡山であって欲しいと思います。