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良福寺文殊堂

昭和54年に地区の方々によって良福寺跡地に建立された三間四方の文殊堂があります。
堂内には木造文殊菩薩騎獅像(通常は非公開)が安置されており、平成4年に奈良県の文化財に指定さています。
「像高38.4cm、獅子高62.4cm」
この木造文殊菩薩騎獅像は鎌倉時代十三世紀前半に制作された鎌倉彫刻で、子像ながら寄木造(よせぎつくり)の構造がとても細かく、肌に金泥(きんでい)・衣に截金文様(きりかねもんよう)を施し仕上げています。
獅子像も本体と同作とされ、この獅子の像内から671枚の文殊菩薩の印仏<いんぶつ>が発見され、裏面には一紙一名ごとに造像にかかわった結縁者<けちえんしゃ>の名前が記されていました。
南都における鎌倉時代の初期文殊信仰をしるうえで重要な資料です。
 
また、毎年2月25日には文殊会が行われています。
 
文殊会では、それぞれの家が供えるゴクモチ(緑、黄、赤の色粉で染めたゴクモチ)があり、カラフルで華やかです。

また、境内には蛭子神社、お地蔵さんもあります。

住所 大和郡山市西町319
備考 近鉄橿原線「平端駅」より 徒歩20分
駐車場なし



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