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春岳院

新中町いある。如意山と号し、真言宗高野山南蓮上院末
はじめ東光院と号していた。開基末詳。
箕山にあった大光院は豊臣秀長の菩提寺として秀長の位牌と大納言塚の管理に当たっていたが、豊臣家滅亡後、大光院は藤堂高虎の手で京都の大徳寺塔頭として移建されたので、東光院が秀長の位牌を託され、大納言塚の管理を委ねられた。秀長の位牌所菩提寺として今日に及んでいる。元禄12年(1699)1月26日の大火でこの寺は類焼している。現本堂はあ桁行3間、奇棟造、向拝1間、切妻造、本瓦葺、正徳5年(1715)の再建である。
当院蔵の「御朱印箱及同文書」は「秀長画像」と共に市指定文化財となっている。
境内の七重石塔は、聖武天皇の造立との伝承もあるが、鎌倉・室町時代の石造品を寄せ集めたものとされている。
※ふるさと大和郡山 歴史事典より

住所 大和郡山市新中町3
問い合わせ先 0743-53-3033(拝観は事前連絡が必要です)
営業時間 10時~16時30分
料金 拝観志納



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