観光ナビ
郡山八幡神社
柳四丁目にある。祭神誉田別命、比売大神、気長足媛命。例祭は10月15日。柳町に歓請されたので柳八幡宮ともいう。
鎮座の年代は未詳であるが、室町時代の始めごろまで遡ることができそうである。中世の郡山村の人々の信仰の中心であった郡山八幡宮は、城内高等学校の西100mあたりの台地にあって、この宮を中心に、郡山中殿・辰巳殿・東・戌亥・南などの地侍が、それぞれの館を構えていた。
その後このあたりが郡山城地域になったので、郡山八幡宮は錦町に移され、さらに柳町作りのとき現在の柳町4丁目に移った。神主はじめ氏人衆の流れを汲む人々も付近に屋敷を申し受け移り住んでいる。その時期は棟札から見て文禄2年(1593)5月ごろかと推定されている。
百数十年を経た享保9年(1724)の書上によると座筋の人々65人が柳町筋を中心にまだ残っていた。
郡山城鎮護の八幡宮として歴代城主の尊祟を得て今日に至り、境内に菅原神社・稲荷神社・神明神社・春日神社・住吉神社・常陸神社・金比羅神社の七摂社がある。
※ふるさと大和郡山 歴史事典より
住所 | 奈良県大和郡山市柳4-25 |
---|---|
Tel. | 0743-52-2746 |