観光ナビ

源九郎稲荷

同泉寺町にあり、祭神は宇迦之御魂神(保食神・うけもちがみ)であり、保倉神社とも呼ばれている。創立・由緒等不詳。
長安寺村に草庵を結んでいた僧宝譽に、一夜夢枕に立った白狐が老翁の姿となって「われを郡山城の巽に祀ってくれるならば、守護神となって、城を守るであろう」と告げたので、宝譽は、城主豊臣秀長にこのことを語り、秀長は城内龍雲郭に祀ったといわれている。現在地に移ったのは享保4年(1719)である。
源義経が兄頼朝の討手を逃れて、吉野山に落ちのびたとき、白狐が佐藤忠信に化けて、側室靜を送りとどけたので義経は謝意から源九郎の名を贈り、それが社名の由来になったなどの話が伝わっている。
土地の人から「源九郎さん」の呼び名で親しまれている。
※ふるさと大和郡山 歴史事典より

住所 奈良県大和郡山市洞泉寺町15
Tel. 0743-52-4002



Copyright © 2012-2015 Locodoco.net All Rights Reserved.